政府は2月26日、今春の叙勲の発令日を例年の4月29日から繰り下げ、5月1日に皇太子さまが新天皇に即位された後にすることを閣議了解した。
発令日は5月21日の予定。
春秋の叙勲で発令日を延期するのは現行制度になった昭和39年以降で初めてのこと。菅義偉官房長官は記者会見で「皇太子さまが新たに即位されることに伴っての変更だ」と述べ、今回限りの例外措置だと説明した。
春の叙勲は例年、4月29日に発令し、5月上旬から中旬にかけて親授式などを行っている。今回は、5月1日の皇位継承直前の発令は控えた方がよいと判断した。親授式は5月中に行う予定だ。 (産経新聞より抜粋)